ぼくはBSSのことから書き始めることにする

現在、ぼくが観ることのできる地上波テレビチャンネルを挙げてみる。


これで、ぼくがどんな地域に住んでいるのかがだいたい推し量ることができるであろう。

さて、「汝自身を知れ」云々ではないが、自分がいつも観ている放送局について書き始めるのがスジというものだろう。

厳密に言うならば、地元の民放テレビは3つ。

このうち、物理的な距離も心理的な距離も一番近いのがBSS山陰放送だ。なおBSSにはラジオ放送局も存在する(というより、最初はラジオ放送から始まったのであるが)。BSSラジオは、山陰地方唯一の民放AMラジオ局である。

ご存知の通り、山陰地方には、鳥取県島根県がある。BSSは、ラジオ/テレビともに、鳥取と島根、両方を カヴァーしている。BSSだけではない。NKTもTSKも、鳥取でも島根でも観られる。

ただしNKTの本社は鳥取県鳥取市にあり、TSKの本社は島根県松江市にある。両者に挟まれるようにして、鳥取県米子市に所在があるのがBSS山陰放送である。


これは感覚的なものだが、BSSの話題から書き始めるのが、自然なものだろうなあと思う。主観的な思い出ではなく、山陰地方初の民間放送局の成立を説き明かす。まぁ、そんな大それたことはぼくひとりにはできない。論文を書くつもりはない。エッセイで良い。人より少しだけ、放送局にまつわるエトセトラに、執着があるだけだ。